ベルイマン、1945年制作の処女作、、、産みの親と育ての親の狭間に立つ大人になりかけの少女の話し、、、
タバコって映画の中では「SEXについて」のメタファーと言われるけど、男が室内で何度も何度もタバコの火をつける、それに対して少女はそのたびに「タバコはやめて」という、それが繰り返される、そして、どうにか処女を抱きたい男は女を落とすときの決め台詞で攻めたて、少女はとうとう落ちる、、、タバコが巧く生かされているんだね、、、
しかしベルイマン、さすがベルイマン、手慣れた仕事ぶりと才能を長編第一作目から示している、、、
対象の配置に関しては師匠シェストレムを彷彿とさせるものがある、、、