宗教はアンタッチャブル
それはそろそろ改めなければならないのだが
宗教団体と政治は持ちつ持たれつだから
なかなか踏み込めない
オウム真理教ほどのことが起きなければ
手を出すことも出来ない
情けない状況だ
だから
旧統一教会を潰すことはなかなか難しいようにも思えるが
霊感商法の詐欺罪で逮捕され解散に至っていることを思い出した
(出所後再び宗教団体立ち上げ/よほど宗教は一度やったらやめられない商売なんだな!)
そこで
法の華が解散以前のある出来事を思い出した、、、
ある夏の終わりの頃だった
妻の友人から電話が入った
友人は旅行に行っていたのだが、羽田空港に夫が迎えに来る約束だったのに来なかった、携帯電話は通じない、しかたなく帰宅しても夫はいない、調べてみると妻の旅行中に夫はあるセミナーに参加していたようだ、さらに調べてみるとそのセミナーの主催者は法の華三法行という新興宗教団体だということが分かった、、、その宗教団体に問い合わせてみると、夫は家に帰りたくないと言っているとのこと、電話に出すことも会わせることもできないという、友人は泣きながら途方に暮れて妻に電話をしてきたのだ、、、
それを聞いてボクは
*かならず一人では行かないこと
*何人かでまとまって行き
*収容(監禁)されている施設の門の前から「お父ちゃんを帰してえ~」などと皆で叫ぶこと
*そしてそれを実行する日時を事前に地元警察に伝えておくこと
*警察は少し離れた場所から見守ってくれる
そして友人は夫を奪還した、、、
友人の夫は施設脱出後にしばらく病院に入院していたが
過酷な洗脳にあっていたようで
「ダメだ」「イヤだ」「帰してくれ」とうわ言を繰り返した
数か月後退院した夫の話をきいたところ
教団の手口が分かった
夫は向上心の強い人で自己啓発セミナーのようなものに度々参加していた、もちろん宗教とは知らずその時も二泊三日のそのセミナーに参加した、最初に様々なアンケートに書き込まされる、プライバシーに関すること家族のことは勿論、財産に関するものもあったそうだ、彼は東京の中心部に土地や建物を持つ資産家だ、三日目のセミナーが終わった後「次に呼ぶ方たちは特別なメニュー」がありますと彼の名前が呼ばれた、選ばれし資産家たち、、、彼等はそれぞれ畳一畳の独房に連れていかれ「全財産を教団に渡す」と念書に書くことを強要された、それは拒否が続く限り続けられたそうだ、、、
彼が退院した数か月後
同じ収容施設から逃げ出そうとした男性が施設の上の階から落下して死亡した
そのことが契機でさすがの警察も重い腰を上げ
この宗教団体の摘発を始めることになった、、、
出所後、自信を主人公にした映画を製作し出演もした、、、
<塀の中の神様>
宗教団体「法の華三法行」の元代表で、霊感商法にかかる詐欺罪により懲役15年の刑に服した福永法源の半生を、「光の雨」「BOX 袴田事件 命とは」など社会派作品を数多く手がけている高橋伴明監督がドキュメンタリー映像を交えて描く。終戦の年に誕生した福永輝義は、貧しい家庭環境ながら、母・房子の深い愛情により素直な子どもに育っていった。仲間と起業した輝義だったが、手形詐欺に遭い会社は倒産。憔悴しきった輝義は、ガス管を口に自殺を試みる。その瞬間、雷鳴とともに天の声を聞いた輝義は再起に目覚め、福永法源と名乗り、宗教法人「法の華三法行」を主宰。天声を語り、多くの信者を擁することとなるが……。壮年期の福永役に松田優、福永の母役を島田陽子が演じる。ドキュメンタリーパートでは福永本人も出演。