たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/点

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<愚行録><蜜蜂と遠雷>の石川慶監督の短編、、、「藤太軒理容所」という素晴らしいロケ地があったからこそ成立した映画、、、女がうなじを剃ってもらいに昔の恋人に会いに行くだけの映画、、、いい気が流れているのはやはりセットのせいだろうか、、、いい時間が流れている、そんな映画、、、

 

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ちょっと生活に疲れている時に昔の恋人に会いに行く心境ってどうなのだろうか、、、妻がこれを読んでいないことを願いながら告白すると、、、以前昔の恋人から手紙が届いたことがある、電話番号が書いてあったので一度電話をした、、、「ダメだろ、手紙とか」「ごめんね、奥さんが手紙に先に気づきませんようにと祈る気持ちで出したの、でも良かったたっふぃー君が手紙を見つけてくれて」「ギャンブルすんなよ」と、、、手紙にはボクと別れた後あまり良いことはない人生だと綴られていた、結婚もせず、長く勤めた会社では不満を抱えて辞めることになり、両親姉弟は皆病気になり彼女が世話をする生活のようだ、、、「どうしてるのかなぁと思っただけだよ」「でも、俺と一緒にならなかったのはどんな人生を歩むよりもラッキーだったよ、良かったな」「ふふふ」、その小さくこぼれた笑いの意味が理解できなかった、肯定したいのか、否定したいのか、それとももっと不幸なことがあると言いたいのか、、、それでも、誰の人生にも悪い波があり必ずいい波も交互にやってくると思う、、、

 

3.5☺

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実際の「藤太軒理容所」