弊社で在籍年数のもっとも長い社員だった
といっても、まだ48才
彼が亡くなった
23才の頃面接に来て
人工透析になり労働時間が変則でも受け入れてくれる会社を探していた
その頃のボクの認識は
彼の寿命は40才(20年ほど)ほどまでだろうと、
それならそこまで面倒みようと、
彼だけ変則的な就業時間で受け入れた
やがて結婚して子供もできて
40才になったとき彼はまだまだ元気だった
それから8年
医療が進歩したのだろう
これなら60、70まで生きられるのではないかと思っていた矢先
彼は中学1年生と高校生の二人の子供を残してあの世に昇った
医療の進歩と共に
今の医療の限界を感じた
二日に1度身体の血を入れ替えているのだ
腎臓への負担も大きいだろう
身体が丈夫でも腎臓は限界にきていたのかもしれない
家族のことは心配かもしれないが
もう頑張らなくていい
十分頑張ってきたのだから
安らかに眠れ、、、R.I.P...