たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

河瀨直美の暴力事件に思うこと、、、

 

映画監督など映画関係者による女性に対するセクハラ、パワハラがたて続けて報道されたが、こんどは女性監督が撮影部のアシスタントの腹に蹴りを入れるなりして、制作現場から抜けた件が報じられた、、、ボクの大好きな<萌の朱雀>の監督であり、近々公開される東京オリンピック公式記録映画の監督である河瀨直美が、これまたとても良い映画<朝が来る>の撮影中に男性に対する暴力行為があったそうだ、、、これが男の監督がやると断罪される時代だけど、女性が同じことをやると「カッコイイ」とボクなんかは思ってしまう、いや暴力がカッコイイのではなく、女らしくとか男らしくではなく、必死さや真剣さが感じてしまうのだ、、、(ただね、彼女の普段の言動や思想に対しては共感はありません)

 

ボクも同じような現場を経験したことがある、誰かが一歩間違えればキャメラ周辺の全員が転んで大怪我をする移動撮影だった、撮影監督はファインダーの中しか見えていない、助手は手元、特機(ドリー)の人間は足元、全員が広く見渡しているわけでない状況で一斉に動き出す、だから怪我しないように声を出し合って、そりゃ皆真剣だから呑気な掛け合いではないわけで、よくサッカーの選手だってカズのことだってピッチの中では「カズさん」とは呼ばない、呼んでられない「カズ」と呼び捨てにする、それと似た雰囲気だ、乱暴な口調にもなるし、体を張ったラフなプレイも辞さない、、、今回のことはそんなことを感じさせた、、、それと、何でこのタイミング?