下北沢は80年代しか知らない
当時は演劇をやっている友人に誘われ観に行き
帰りに居酒屋で酒を酌み交わす場所だった
当時はオシャレな街と言うよりは
苦学生や収入の少ない役者の玉子たちなど
金はないが夢を持った若者たちの暮らす街という認識だった
(今もそれは同じかもしれないが、いや貧乏役者は下北にも住めず更に奥で暮らしているはずだ、下北の家賃は昔では考えられないほど高くなっている)
でも
それ以降の人気の街となってからの「シモキタ」を知らないのだ
それこそ街をふらつくのは35年ぶりくらいだろう
駅周辺の再開発が進み
小劇場と商店街だけだった街は
人気のスポットになっていた
静かな住宅地だった場所まで店舗が広がっていて
昔では想像がつかないほどの広いエリアになっている
そして兎に角
古着屋が多い
つぎにコーヒーショップ
そしてカレー屋
大阪をはじめ関西からも進出している店を見かける
そしてもちろん幾つかの有名な劇場は健在だ
60年代後半から70年代前半の
ヒッピー風なファッションの若者たちが多く目につく
そういえば最近は映画でも
ボクの大好きな<劇場>をはじめ
<愛がなんだ><街の上で>など下北を舞台にした映画も多い、、、
とにかく駅前が整備され綺麗な小洒落た街になった
雑多な感じは裏原宿や自由が丘のイメージに似ている感じもする
スズナリ、本多といった小劇場は街のランドマーク
カレー激戦地帯に大阪からも参入
代官山のログロードのイメージに近い
たぶん設計者は一緒だと思う
ミカン下北というNEWスポット
なんで「ミカン」なのだろう?
ミカン内のアジアンな食堂街