人ってなんといい加減に、そして時に愚かに一日を過ごしていることか、、、何回も繰り返してやっと完璧な一日を送ることが出来る、、、って、ホラーコメディ映画を相手にそんな真面目な事を思うボクだった、、、
ループもの、デジャヴもの、同じ設定が繰り返す、そのマスターピースとなったのが1993年の大傑作＜恋はデジャ・ブ＞であり、その後のその手の映画に大きな影響を与え、単なるビルマーレイのイロマンチックコメディであるのに「人間の幸福は自分の中をいくら追求しても求められるものではなく、他人の幸福によって得られる」といった哲学的な語られ方をされるまでになっている、、、とくに日本では昔から多くのループものが生み出されたが、ハリウッドでは＜恋はデジャ・ブ＞を経由して生まれたループものの数々の中で近年人気の＜ハッピーデスデー＞は、毎回殺されて終わる日々の繰り返しの中、犯人を探し出すと共に、恋が生まれ、主人公の女子大生自身も成長していくなかなか良くできたシナリオだ、、、「今日は残りの人生の最初の日」、、、そういう思いで毎日フレッシュに一日一日を大切に生きたいものだ、、、
