映画史上の評価は埋もれず揺るぎないが、ボクにとっては埋もれていた<Z>をついについに今頃ぉ~やっと掘り起こすことができた、、、っていうか、fpd先輩が憐れに思ったボクに救いの手を差し伸べてくれたのだ、、、感謝!感謝です!
fpd先輩がこよなく愛する<Z>、、、ボクはfpd先輩は善良な普通の映画ファンの一人と思っていたのだが、
「1980年代に「Z」のVHSソフトがフランスで売っていて字幕もなしで10,000円くらいで購入。それを見るために「PAL方式」のTV(5万円)と「PAL/NTSC互換」VTR(JVC製、約20万円)を購入しました(笑)」
このコメントを読んで、fpd先輩も真の「映画バカ」なんだなぁと思ったのだ(もちろん「映画バカ」はボクにとって最上の褒め言葉で尊敬語なのだ)
反政府的思想の政治家が暗殺されるまでが丁度半分の前半、検事役のジャンルイと新聞記者が俄然中心となる後半の構成が良い、たくさんの登場人物が登場するが構成が巧いから観客は混乱しない、、、
権力側の人間は『我こそ正義』と思っているから、正義の実行の為ならどんな手を使っても許されると考える、、、客観的に物事を見たり、人としての振る舞いに関しては思いを寄せない、寄せてはいけないと思っている、、、しかしそれは結局自分の保身でしかない、、、
fpd先輩が愛するのも頷ける、とても良い映画でした、、、