今年ひっそりと公開されて、それでも一部では評判が良いので、観てみることにした<まともじゃないのは君も一緒>、、、主人公を演じるのは、大活躍中の成田凌と、この子女優なの?と疑うほど普通の女の子っぽい清原果邪、、、あ、そうか、この映画「普通ってナニ?」「普通なんてクソくらえ!」がテーマなのでこの配役で良いのだ、、、前半は、「ああこの人ダメだな」と監督が呆れるほどひどいカット割りで、そんなら長回しでいいじゃんと思っていると、突然キャメラが意味もなく動き出し、そんなの挟む意味あるのかよイライラさせるが、、、とにかく脚本が面白い、というか、膨大なセリフ量をこれだけ整理できる脚本家(高田亮)って立派だなぁと、よくこういうセリフ出てくるなぁ巧いなぁと感心していると、スクリーンに引き寄せられていく、、、セリフが多いもんだから、おっとりしているキャラのはずの成田に早口で喋らせているがそれも不自然ではない、、、
ヘタすると「深夜の連続ドラマでいいじゃん」と思える内容だが、セリフが良いのでヘタこかずに映画として収まった、、、そして、ラストシーンも清々しく1カットのロングで好感、あ、最後には監督が良いと思えていた、、、
3.5☺