たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/アナザーラウンド

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アルコールって、ほどよく口にすれば、リラックスして癒し効果がある一方、飲み過ぎると、悪い酔いして吐いたり漏らしたり、言ったことややったことを忘れたり、はたまま病気になったりと厄介でもあるよね、、、でもね、ほんの適度であれば思考を柔らかくして、発想も豊かになり、口もまわり、生き生きしたりする、まるで普段は理性で抑えていた特別な扉の鍵を見つけて開け放つような、、、文豪ヘミングウェイも8時までは酒を呑み、それから文章を書き始めたようだ、それは日本でも谷崎潤一郎もそうだったようだし、クリエイティブな能力はほんの少しのアルコールの力を借りることにより花開くのかも知れない、、、この映画ではアルコール血中濃度「0.05%」を常に保つことによりハッピーな状態を持続し、仕事でもプライベートでも能力を発揮することができるという仮説に基づき、仲良し4人組の教師たちが自分たちによってその仮説を実証しようとする話し、、、

 

昔、酒を飲めない知人が言った「酒が飲めるようになりたい、それが出来るようになるもなら、300万くらい払ってもいい」と、、、ひとつ言えることは、ほんのワイン1杯でも、ビール1缶でも飲めると、人生っていうか、日々の生活は確実に風景が変わるよね、、、アルコール血中濃度「0.05%」っていうのは確かに言い当てるような気がする、、、

 

トマスヴィンターベア監督のアカデミー賞国際長編映画賞(外国語映画賞)受賞作で只今絶賛大ヒット中、、、おそらく今年公開された新作映画でも上位にきそうな優れた作品だ、、、

 

エンドタイトルの後に「アイダに捧ぐ」とスクリーンに映し出される、、、トマスヴィンターベア監督の実の娘で、この作品にキャスティングされていたが、クランクインの4日後に交通事故で亡くなったそうだ、、、この企画も娘のアイデアがヒントになっている、、、

 

今、一番の売れっ子「北欧の至宝」とまで言われるようになったマッソミケルセンが今回もヴィンタ-ベア組として主演を張っている、彼がいるだけで映画が締まる、なにか期待が出来そう雰囲気をもっている、、、ラストでは得意のダンスをコンテンポラリーで披露する、、、

 

4☺

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