たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/ヘルプ~心がつなぐストーリー

 

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1960年代前半。大学を卒業したユージニア(愛称スキーター)はライターを志し、故郷のミシシッピ州ジャクソンに戻った。故郷の友人たちは皆、結婚、出産をしており、家事や育児を黒人メイドたちに任せきった気楽な生活を送っている。友人の一人ヒリーは、病気がうつると信じ込んでメイドのトイレを屋外に作るべきだと主張する。スキーターは友人たちの黒人メイドに対する態度に嫌悪感を覚える。また、自らも黒人メイド、コンスタンティンに育てられたスキーターは、大好きなコンスタンティンが退職し何も告げずにシカゴへ去っていることに疑念を抱くが、母は取り合わない。

スキーターは、ローカル新聞の家庭欄で家事の相談に代役で回答することになり、友人エリザベスのメイド、エイビリーンに手伝ってもらうことにする。エイビリーンは優秀だった一人息子を不幸な事故で亡くして以来、子守り相手の子供以外には心を開かない。一人のライターとして黒人メイドたちの真実を著す責任を感じたスキーターは、エイビリーンを熱心に説得、密かに取材を始めるが、その他のメイドたちは報復を恐れて固く口を閉ざしてしまう。

そんな折、ヒリーのメイド、ミニーは、ヒリーの家のトイレを使ったことで解雇される。怒ったミニーがスキーターの取材に参加することになった。また、ヒリーが雇った新しいメイド、ユール・メイが拾った指輪を質に入れて逮捕されたことに憤慨したメイドたちもまた、自らの経験を語り始めた。

 

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レイシストと差別は必ずしも一致しないと思う、、、KKKのような狂信的な思想と、環境や教育の中で自然に身に付いてしまった差別的なことを同列にするには躊躇する、、、黒人には自らの定めを受け入れ諦め身に着いてしまった歴史があり、それを当然のこととして疑問に思わず生活してきた白人の歴史もある、どちらも、それが当然のこととして受け入れてきた歴史、、、

 

この映画で一番笑ってしまうのが、そんな白人たちが「アフリカの子供たちを救おう」とチャリティをしていること、、、一方で、自分たちの黒人メイドには専用のトイレを用意する運動を繰り広げる、、、、ま、今の価値観だけで当時の米国の白人たちを責めることはできないが、大切なのは「変わること」「正すこと」、、、それが今でも出来ないでいることは軽蔑に値する、、、

 

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