この、いしだあゆみがマドンナの巻は大変好きな回なのだが、今回は映画の中の「江ノ電」を確認するために観た、、、gavardiniさんから(29)話に江ノ電が登場するとコメントをいただいたが、勿論、いしだあゆみと寅さんの鎌倉~江ノ島デート(満男付き)は印象深いのだが、どうしても江ノ電は思い出せなかったのだ、、、すると、たしかに江ノ電映っています、2,3秒の短いカットだけど、おそらく稲村ケ崎のあたりから背景に江ノ島が見えるロケーション、、、
映画を観ていると、東京や大阪の街は60年代、70年代、80年代と、その時代その時代の懐かしい姿を見せてくれるけど、しかし一方で、京都にしても鎌倉にしても、いつの時代も同じ風景を維持している、、、時を経て変わる変化の美しさと、時を経ても変わらない美しさ、、、どちらが良いではなく、それがその街に与えられた宿命、、、
しかし、いしだあゆみはいつ見ても「幸薄い女性」だな、、、本作でも、両親を失い、夫を失い、恋人にも去られる、、、そして、寅さんもその愛を受け入れない、同じように八千草薫や風吹ジュンの巻もそうだったけど、もどかしいもどかしい寅さん、、、
ちなみに、うちの天然妻Aのおばあちゃんは、いしだあゆみにそっくりだった、、、