「無から有を生み出そうとしている」
「基礎のない所に家は建たない」
パゾリーニの、<アッカトーネ>後であり、ベルトルッチに<殺し>を書く前、次回作<奇跡の丘>の前、ヴィスコンティと同様に初期はネオレアリズモ作品を撮っていた頃のパゾリーニ、、、その後じょじょに自分の趣味が露呈していく、舞台は現代の現実的な問題から、中世や古代へと飛ぶ、、、
パゾリーニはいつもロングがいい、、、こんなところで何でハイスピード使うの?とか、ヘンテコな動きのズームアップとか、まだ若手のパゾリーニが自分なりに試している感覚もある、、、
「オマエが勝手に貢いで、オレをヒモにしたんだ」
だから「こんなクズにオマエがしたのだ」と、男の理屈、ヒモの論理、クズの言い分、、、