ロブ=グリエというか、アントニオーニというか、マイケルパウエルのようでもあり、リンチのような、そんなHJクルーゾー、68年公開の遺作、、、クルーゾーはこういう性癖だったんだね、ちょっと親近感が沸く(W)、、、いつもの「らしさ」ではなく、マイケルパウエルが<血を吸うカメラ>を撮ってしまったような感覚で撮った<フィフティシェーズオブグレイ>の元ネタ的な作品、、、
時代が示すようにサイケデリック調なアートがふんだんに登場し、それに目を奪われるのも楽しい、、、エロではあるが、直接に見せるものではなく、観客のイマジネーションに委ねる、ある種、変態的な感覚を愉しめる人にはドストライクな一本、、、
あらすじ
現代美術家ジルベールの妻ジョゼは、夫が出品した展示会を訪れる。そこで彼女は、会場のギャラリーを運営する青年スタンと出会い、心を奪われてしまう。スタンのアトリエを訪れたジョゼは、倒錯した世界へと足を踏み入れていき……。
映画.comより