4人の巨匠の競演<四つの恋の物語>を観た
その中の「初恋」
豊田四郎監督、黒澤明脚本、池部良、久我美子、志村喬、杉村春子
とても黒澤らしい、ダイナミックな木登りのシーンを中心に添え、障子に映る影や、家に押し寄せる学生たちの群れなど印象的な画が用意されている、、、特に木登りのシーンに関しては、まるで「ダイナミックにクレーンワーク、クレーンアップ」とト書きされているのではないかと想像してニヤニヤする、、、きっと黒澤なら書き込んだはず、、、
第二編は「別れも愉し」
「この手は洗濯や炊飯する手じゃない、男を可愛がる手です」こんな台詞は成瀬映画でないと聞けないよ、、、またそういう台詞が似合うのだよ、、、水商売の女から別の女に乗り換えようとする男の話し、題名とは裏腹に勿論悲しい結末が用意されていても、女の意地が言わせる、、、「別れは愉し」
第三編「恋はやさし」
第四編「恋のサーカス」