ときどき弊社のお手伝いをしていただいている
高齢者のYさんから電話があった
Y「今、保健所から電話がありコロナの濃厚接触者になってしまいました」
「どういうこと?」
Y「先週末、結婚式があったんですよ、同じテーブルにいた人間がコロナ感染者と濃厚接触者だったので、濃厚接触者の濃厚接触者ってことで」
「まだその濃厚接触者の感染が判明する前に、その段階で連絡があるんだね、それじゃ、Yさんが接触したうちの人間も濃厚接触として連絡が来る可能性もあるね?うちの連中の誰かと飲食行ったりとか、マスクなしで話した覚えある?」
Y「それはないです」
Yさんはお酒が好きだ
陽気で、社交的な人だ
それは良くても、逆にこのコロナ禍むしろ不安になったので
こう質問した
「ところでYさん、ときどき呑みに行ったりするの?」
Y「はい、ときどき」
電話越しでも、Yさんが照れてニヤリとしたのが分かる
「ときどきって?」
Y「週に2、3度ですかね」
「えっ、、、こんな状況でも週に2、3度って、、、」
ボクの絶句に、Yさんが不機嫌になったのが
声のトーンで判った
Y「すいている店ですよ!」
ボクにはその言葉が
Y『オレの愉しみを奪うのかよ!』と聞こえた、、、
「Yさん、いくつになったんだっけ?」
Y「もうじき、74」
「耳が痛くなるだろうけど言うよ、、、もう少し考えた方がいいってよYさん」
(一部の)若者と同じレベル、、、
こんな状況下でも、何よりも自分の「愉しみ」を優先したいのだね、、、