たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画感想/窮鼠はチーズの夢を見る

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評判が良かったので

予備知識なしで鑑賞した

 

すると「LGBT」ものなんだね

予備知識があれば、もう少し身構えることができたかもしれない、、、

 

ボクは決してLGBTに関しては否定的でも

もちろん差別的でもないが、

具体的なストレートな描写

男同士の絡みを見るのは苦手だ

女性なら良いが、

 

10年くらい前までは

まだまだLGBTものは珍しかったが

最近は年に何本も制作されて

欲っしなくても観てしまう機会が多くなっている

 

その筋の人たちには喜ぶべき傾向だろうが

ボーイズラブ」といえば綺麗な響きだが

そうでない人には決して嬉しいものではない、、、

 

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サラリーマンの大伴恭一は7年ぶりに再会した大学時代の後輩・今ヶ瀬渉に強請られていた。理由は自分の不倫。こだわりがなく流されやすい恭一は、女性に言い寄られると断りきれずに安易に不倫を繰り返していた。今ヶ瀬は興信所に勤めており、偶然にも恭一の妻の知佳子に依頼された浮気調査を請け負っていたのだった。大学生時代の7年前から恭一のことを想っていたという今ヶ瀬に、不倫の事実を妻に報告しない代償として「貴方のカラダが欲しい」と恭一は要求されてしまう。挿入無しの体の関係を恭一は受け入れ、不倫調査は誤魔化してもらえたものの、既に恭一との関係に冷めきって、自分こそ他に愛人がいた知佳子は別れたいと申し出、夫妻は離婚した。

独り身となった恭一の部屋に今ヶ瀬は入り浸り、流されやすい恭一は脅しの材料がなくなった後もずるずると体を重ねた。いつしか今ヶ瀬は恭一にとって特別な存在となり、言い寄ってくる女性を断ってでも今ヶ瀬を選ぶようになり、やがて恭一が「受け」になる形で二人は完全に結ばれた。

離婚してから2年が経ち、恭一は今ヶ瀬と関係を続けながらも、異性愛者として女性に目を奪われることが当たり前だった。会社の部下の女性・たまきに惹かれ、偶然彼女が抱える家庭の事情を知り深入りしたことから、ますます彼女への想いを膨らませていった。一方で、今ヶ瀬とは「攻め」の形でも性行為をするようになり「受動的に相手の好きにさせただけ」という言い訳ができなくなったと思うようになっていた。たまきとの関係の進展を察した今ヶ瀬は別れを切り出し、恭一も引き止める言葉を思いつけず、二人は別れた。傷心の恭一は、慰められるままにたまきを抱き、二人は付き合うようになった。

今ヶ瀬との別れから半年、恭一とたまきは結婚する段取りまでに至っていた。二人とも喫煙者ではないにも関わらず、喫煙者の今ヶ瀬が残していった灰皿は捨てられずそのまま部屋に残された。その灰皿にたまきは気づき、、、(Wikiより転載)

 

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主人公の恭一はバイセクシャルなんだね

 

そして

いつも受け身で自分の意思が希薄で

寄ってくる女性(妻、愛人、大学時代の恋人、会社の同僚)

すべてを受け入れてしまう

 

そのため中途半端な気遣い優しさで

結果、相手を傷つけてしまう、、、

 

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一人残されたパートナー今ヶ瀬が部屋で映画を観ているね

ジャンコクトーの<オルフェ>だね

監督のコクトーと主演のジャンマレーは

公私ともに同性のパートナーとして有名だね

ここらへんの細部は原作でも描かれているのだろうか?

 

そして

映画<オルフェ>は鏡の奥の世界に入り込んでいくが

この映画の主人公を暗示させるようでもあるね、、、

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綺麗な画も多い

朝焼けの海岸に車を乗り入れ

ふたりで景色を眺めるシーンは美しい

 

でもね

こんな時でもボクは

『砂浜に4駆でもない車を入れるのって大変だなぁ、ウソ臭いが、綺麗な画を撮るためだから仕方ないけど、ここまで車を入れるのに何枚鉄板敷いたのだろう?そのためにクレーンも呼んだだろうな、費用がかかるなぁ』なんてことを考えてしまうから

素直に映画に集中できず損なのだ、、、

 

3☺

 

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