NETFLIXはボクが観たいようなラインナップではないので
解約の手続きをしていたが
解約日の直前に
エレンバースティンなど出演陣の演技が評判になっている
<私というパズル>が配信開始となったので
これを最後に観ることにした、、、
自宅出産を選択した夫婦が出産後すぐに赤ちゃんを失った、、、娘の意思とは関係なく母親は助産婦を訴える裁判の手はずを整えるが、その間に親子、夫婦の関係は冷え切っていく、はたして裁判はどのうように進行していくのか、、、
誰かのせいにしたい
そういう感情に至るのは理解できるが
共感は出来ない
自宅出産のリスクを選んだ夫婦にも責任はあるし
助産婦さんも最善を尽くした
それでも誰かを訴えて
気持ちの整理つけ
金を得ようとする
日本人が大人しいのか?
奴らが理性がないのか?
冒頭
ほぼロングテイクで出産シーン
それが大変リアルで話題になっているが、
原一男の50年ちかく昔の
<極私的エロス/恋歌1974>の自宅出産シーンの方が
何倍もリアルだぞ!
っていうか、まじのリアルだから、実際だからね
あれ観た時の衝撃の方が何倍も凄かったなぁ、、、
作中
主人公の女性がスーパーで
リンゴの匂いを嗅いで何かを感じる表情をみせるね
裁判で
産まれてわずかの間の赤ちゃんについて訊ねられた時
「リンゴの匂いがした」と女性は云うね
そして、リンゴの種は何やら育てていたりして
そして、それはラストシーンにつながってゆく、、、
悲しみを抱えたままネガティブに生きていくと思われた主人公だったが
その後の事情は観客にはまったく分からないが
暖かさを感じさせ観客を安心させる
とても良いラストシーンだった、、、
3.5☺