2020年(3/3期)で観た旧作初鑑賞(洋画)から
好きな順に並べてみた
(以前観ていながらも、自分の中で以前と印象がまったく違った作品は「初鑑賞」として加えた)
上位3本が圧倒的に素晴らしかった、、、
1 掟によって(レフクレショフ)
モンタージュを世に広めたエイゼンシュテインの師匠であり、元祖モンタージュ理論レフクレショフによる大傑作。この映画の演者たちの顔芸は半沢直樹を超えている。(W)
2 ふくろうの河(ロベールアンリコ)
すごいもの観た。徹底的に画がキマッている。大傑作。
3 ローラ(ジャックドゥミ)
アヌークがエーメいい。美しい映画。これはまさしく傑作。
4 青春神話(ツァイミンリャン)
これはいいよ。
5 白夜(ルキノヴィスコンティ)
主人公二人がダメすぎて、いい。
6 スワンプウォーター(ジャンルノワール)
ルワールがこういうのを撮るんだね、それでいて面白い。やはり凄い人だ。
7 天国への階段(マイケルパウエル)
画のつくりはいつもとおり素晴らしい。やはりマイパウ、すごい。
8 巴里祭(ルネクレール)
ガキの頃は何とも感じなかったが、今観るとクレールはいいね。
ドゥニのドキュメンタリータッチのストレートな一本。
10 自由が丘で(ホンサンス)
肌が合う、波長が合う。この空気、この時間の流れ。
11~20(順不同)
愛情萬歳(ツァイミンリャン)
ツァイミンリャンに嵌った2020年3/3期。
沈黙は金(ルネクレール)
クレールは面白い。
モンパルナスの灯 (ジャックベッケル)
今頃ぉ~でしたが、噂とおり非常に良かったです。
天国は待ってくれる(エルンストルビッチ)
いかにもルビッチの洒落たコメディであり、人と人の絡み合い。
顔たち、ところどころ(アニエスヴァルダ)
アニエス、唯一無二のクリエイター。
熱狂はエルパオに達す(ルイスブニュエル)
ブニュエルにしてはイマイチと感じる人もいるかもしれないが、やはり面白い。
ボーンイエスタデー(ジョージキューカー)
面白い。主人公が魅力的。
巴里の女性(チャールズチャップリン)
こういうシニカルでシリアスなチャップリンこそ実力の見せ所。
いい。生きづらい女の姿を描いている。ヒッチの作品群では埋もれているが、もっと評価されるべき。
幽霊と未亡人(ジョセフLマンキウィッツ)
面白かった。
21~30(順不同)
ロイドのスピーディ(テッドワイルド)
ロイドは、ほかの二人に比べて過小評価だ。
天使の入り江(ジャックドゥミ)
ジャンヌモロー以外のキャスティングはない。
離愁(ピエールグラニエ=ドフェール)
面白かった。最後は怖かった。
大雷雨(ラオールウォルシュ)
ラオールにハズレはない。
ミニー&モスコウィッチ(ジョンカサヴェテス)
悪い意味でなくダラダラと観てしまう典型的な酒に合う一本。
回転(ジャッククレイトン)
ゴシックホラーの埋もれがちな名作。
私は死にたくない(ロバートワイズ)
脚本がしっかりしている、怖かった。
残酷ドラゴン血斗竜門の宿(キンフー)
ツァイミンリャンの<楽日>を観る下準備のためにコレ観たら非常に面白かったです。
ベンジャミンバトン/数奇な人生(デビッドフィンチャー)
フィンチャー作品群の中で、もっと語られてもいい名作と評される日が来る可能性がある作品です。
しあわせの絵の具(アシュリングウォルシュ)
2020年の拾いモノ、厳しい現実とハートウォーミングの相反する両方を兼ね備えた佳作。
次点
河(ツァイミンリャン)
ヤバイよ、ヤバイよ
西瓜(ツァイ ミンリャン)
ヤバイよ、ヤバイよ、ヤバイよ
ハハハ (ホンサンス)
ホンサンスに嵌った、波長が合う
それから(ホンサンス)
ホンサンスは日本に対して好意的
ピーターフォークのビッグトラブル(ジョンカサヴェテス)
カサヴェテスのエンタテインメント、笑った