ジュディガーランドが薬物の多量摂取により亡くなる半年前の5週間に及ぶロンドン公演中の出来事の映画化
想像したより綺麗に話がまとまっている
本当はもっとドロドロと描くこともできただろうけど
制作者たちのジュディに対する
リスペクトをもって本作を作り上げたのだと理解した、、、
<スタア誕生>の熱演で
その年のゴールデングローブ賞を受賞して
オスカーの大本命だったジュディだったが受賞を逃し
ジュディ本人が成しえなかったオスカーを
本作でレネーゼルウィガーが勝ち取った
日本なら本人の墓参りに行って報告するところだけど
レネーはジュディの墓前に報告したのかな?
ラストに「OVER THE RAINBOW」を唄うんだけど
胸が締め付けられて、泣いたね、、、
そのシーンでは
歌えなくなったジュディを励ますように
観客の同性愛カップルが立ち上がって歌いだすんだけど
ジュディはLGBT解放運動の象徴だからね
ここらのシーンに意味があるんだよね
1960年代のその当時に
同性愛への理解を求めた先駆けがジュディなんだよね
だから今でもLGBT解放運動のシンボルは「虹」なんだよね
オズの魔法使→虹の彼方に♪→レインボウフラッグ→「ドロシーのお友達」→同性愛者を意味する
同性愛者だけでなく
ジュディがどんなにメチャクチャな人生を歩んできても
多くに人達からどれほど愛されたか
人に愛されることを描いた映画
それは
映画で描かなくても
「アメリカ映画史上主題歌ベスト100」に
ジュデイの歌う曲が5曲もはいっていることからも
どんなに愛されているかが判るはずだ、、、
久しぶりに〈オズの魔法使〉でも観ようかな、もう何十回と観てるけど、、、
3☺