原題は「ナントのジャコ(ジャックの愛称)」だね、ジャックドゥミが少年期を過ごした故郷ナントという街を舞台にした映画、、、監督は伴侶のアニエスヴァルダってことになっているけど、おそらくジャックドゥミの構想をドゥミに代わって監督して形にしたのだろうね、ドキュメンタリーの技とフォトグラフィの両方を兼ね備えているアニエスと自分の人生を振り返るドゥミの共同作業だね、、、
8ミリで映画を撮って遊んでいた(もしくは真剣に)人は必ずやったと思うけど、小っこいフィルムの駒にマジックペンで絵を描くよね、ボクは先が尖った鉄ペンでフィルムを削って特殊効果をやっていた、ドゥミのガキの頃もボクたちと同じなんだね、、、映画小僧たちが観ると「あるあるある」と頷くことしばしばの映画、、、
早川雪洲の話がチラっと出てくるけど、これこそドゥミの敬愛するマックスオフュルスの影響とフランスでの当時の早川雪洲人気なんだね、、、リタの<ギルダ>も嬉しい、、、