たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画一言二言/愛と誠(三池版)

 

ボクのあまり好きでない三池のやたらと評判の良い<愛と誠>を観た、、、45年前の山根版<愛と誠>が意外にも自由に撮れているので、そこらへんは三池も同じようにやりたかったのだろう、、、というか、いつもこの人は自由だが、、、W

 

f:id:toughy:20200901154002j:plain
f:id:toughy:20200901154010j:plain

 

ただし、オリジナリティとか独創性だとかの評価はどうだろう、、、実際その山根版の踏襲は、ある意味「コンセプトのパクリ」といえる、、、<キルビル>等いつもながらの三池らしい他作品からのアイデア借用多数、、、ただし、三池はそれを更に派手にやるわけで、それが三池のハッタリで、どれだけ派手に過激に自由に振舞うかだけが三池という映画監督の生命線なのだろう、、、

 

f:id:toughy:20200901154026j:plain
f:id:toughy:20200901154036j:plain

 

この映画に限ったことではないが、もう、ね、日本でこの手のミュージカル仕立てみたいのは観たくないわけよ、、、工夫もアイデアもなく、お遊戯レベルの酷さ、手を拡げて畳んで、足をクロスして、それを長回しで見せて「ミュージカルです」って、まるでラジオ体操の類、、、巧く出来ないもんだから「ヘタうま」みたいに狙ってるようを装って「ミュージカル風にパロってみました」「学芸会風で面白いだろ」と低レベルでミュージカルを茶化してオチャラけて、うまく出来ないことを誤魔化しているだけ、、、もう、こういうのは今後は観たくない、、、

 

ま、それをいうと、やはりボクがあまり好きでない北野武の<座頭市>ではあるが、ラストのタップは、どこで見つけてきた連中なのか知らないけど素晴らしいパフォーマンスを披露していて、こうやってキチンと見せることが映画だと思うよ、、、たまにはタケシでも褒める、、、W

 

f:id:toughy:20200901154147j:plain
f:id:toughy:20200901154049j:plain

 

ただしね、昭和ののポップス歌謡曲アニソンの選曲がいいね、、全部ボクの好きな歌、、、親が言うにはボクが生まれてから初めて歌った歌は「狼少年ケン」らしい、、、わぁーお、わぁーお、わぁーおー

 

「助けないでぇ」「助けて~」、、、W