たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

男はつらいよ(39)寅次郎物語

 

男はつらいよ>に出演する秋吉久美子を見てつくづく思った

 

今では

スターたちが私生活を語ることも多く

SNSを通して日常生活さえ世間に公開したりもする

 

でもね

役者っていうのは

そういうのではいけないなとつくづく思った、、、

 

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秋吉久美子

独特のフレーズを駆使してハキハキと物を言う女性で

その恋愛遍歴やプラベートも明からさまに公開し

ユニークな存在であったけど、

 

その結果

秋吉久美子というキャラが固定されてしまったために

役の制約が出て

仕事を得にくくなったのではないかと思う

  

男はつらいよ>の中で演じる秋吉久美子

観客がイメージする秋吉久美子とは違い

優しい女性、子供に世話を焼く女性

 

それは彼女本人が構築してしまった

独特なキャラとは程遠くまったく似合わないのだ、、、

 

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三田佳子だってそうだよね

息子がああいうシャブ中で

そういう風に育ててしまった印象が強いから仕事が少なくなるし

だいたい本来三田にあっていたはずの理想的な母親像は演じられないし

そんな役が今後も廻ってくるはずもないのだ

 

だから

独特なキャラや私生活からくる印象を作ってしまうと役が付かない

つくづく役者は

本来の自分をみせてはいけないものと感じる、、、

 

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寅さんがクールでハードボイル

「人間って何で生きてるんだろう?何のためにに生きるのか?」との問いに

 

「生きていれば、何べんかは、『生きてて良かったなぁ』と思うことがあるだろ」と答える

 

本編ラストで「生きてて良かった」のセリフにつながる

 

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男はつらいよ>は基本ロードムービーだけど

ロードムービー色が強いのは初期の頃の

何度かサクラが旅に出た回と

寅が子供を連れて旅に出る今回だ

 

母親を探して

子供と共に関西を

大阪天王寺から和歌山、奈良、そして伊勢志摩と旅をする、、、

 

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