ミュージカルを好まない人は多い
でも、ボクにとってはキートンもジャッキーチェンも同じように
さらにそれらを引き続ている現代のアクションも
ユニークな発想のアイデアとテクニック(アクション)
マーヴィンルロイの
といっても、
クラシックハリウッドのミュージカルの
ほとんどがラブコメがベースだからね
ルビッチから始まった路線
金鉱の坑夫、金鉱採掘、転じて金銭のために他の人と交際する人(玉の輿)
物語を追って行くとその意味がよく分かる
あらすじ
ゴールド・ディガーズたちがミュージカルの練習をしているところに、債権者たちがやってきて公演の中止を言い渡す。
ゴールド・ディガーズのメンバー、純情役担当のポリイ、失恋ソング担当のキャロル、お笑い担当のトリキシイの3人は共同でアパートを借りていた。(もう1人のメンバー、お色気担当のフェイは別のところに住んでいる)仕事がなくなって起きるのも億劫。朝食を済ませた後、向かいのアパートから美しい歌が聞こえてくる。ピアノを弾き語りしているのは作曲家の卵ブラッド。
ブラッドのことが好きなポリイは、彼をプロデューサーのホプキンスに引き合わせる。ホプキンスはブラッドの曲を気にいるが、公演を再開するには資金がいる。するとブラッドがその資金を用立てると言い出す。
ブラッドはどこからか15000ドルの現金を調達してきた。銀行強盗でもしたのかと訝しがるポリイたち。
公演初日、主役のポリイの相手役が腰痛で出られなくなる。急遽、作曲者のブラッドが代役に立ち、ポリイと息のあったデュエットをみせる。公演は無事成功する。
翌日の新聞を見てポリイたちは驚く。実はブラッドは億万長者の息子だったのだ。
ブラッドの兄のローレンスは弟がショウガールに誘惑されていると思い込み、老弁護士のピーボディを伴ってポリイたちのアパートに赴く。ポリイは不在で、キャロルとトリキシイが相手をする。ローレンスはキャロルをポリイと間違え、金で解決しようとする。
酒を交え会話しているうちにローレンスは酔い潰れてしまう。トリキシイが寝ているローレンスをキャロルのベッドに運び、服を脱がせる。翌朝、目が覚めたローレンスはびっくりし、口止め料として1万ドルの小切手を切ってトリキシイに渡す。
ローレンスは新聞で弟とポリイが結婚したことを知る。さらにピーボディもいつのまにかトリキシイと婚約していた。ローレンスはアパートに抗議に行く。そこで自分が渡した小切手が現金化されず額縁の中に飾られているのを見て、キャロルたちショウガールが金目当てでなかったことを知る。ローレンスとキャロルは結ばれ、ゴールド・ディガーズの3人全員が玉の輿に乗った。
映画は<四十二番街>でキャメラをステージの真上に持っていった瞬間に
映画は舞台よりも優位なモノを一つ手に入れた
ここでも随所に
その優位性を発揮しているが
もはやステージ部分は、もうこれは、
舞台演出ではなく映画演出、映画芸術になってしまっている
観客が舞台を観ている設定ながら
舞台の観客では観ることもできないアングルで次々と映し出すのだ




この映画は
ゴージャスなミュージカルステージ部分と
ラブコメの本筋パートにはっきり分かれているので
1粒で2倍の美味しさを味わえる
ゴージャスなステージシーンを堪能するも良し
ラブコメパートをニヤニヤ笑って楽しむも良し
まさにハリウッドエンターテインメント!
ファーストシーン、最初のナンバーがいい、お金の唄、、、これから始まるお金にまつわる物語として相応しいオープニングだ、、、






美しいフォルムのセットに見惚れる、、、




















ワンダー赤ちゃん!



















