たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

カフェで隣の関西の男の子が面白いこと話していたので盗み聞きした、、、

 

カフェのテラスで

隣の若者の話に耳を傾けた

 

関西のイントネーションのある3人の男女で

主に一人の男が話し

ほかの男女は聞き役だ

 

男は今年社会人になったばかりで

学生時代のバイトの経験談を話していた

 

f:id:toughy:20200706115334j:plain

 

バイトは婚活パーティの

主催、企画、運営、設営、司会

すべて一人で行うのだそうだ

 

会社からは分厚いマニュアルを渡されるだけで

そのマニュアルに沿って

人を集め、実際にパーティを開き、集めた金を会社に渡す

 

会社には

多い時には100万から200万の金を渡すが

自分のバイト代は時給@1500

参加人数さえ会社は正確に把握していないから

ときどき金の一部をちゃっかり自分のポケットに

入れてしまいたくなる衝動にも駆られたらしい

 

それでも

パーティを運営するのは非常に楽しかったようだ

参加者にはパーティの途中で好みの候補を提出してもらうのだが

『誰が誰を好きだけど、誰は誰を第一候補にしているから、逆に思いを寄せられている第二候補の方にいけばカップル成立するのに、、、』とかヤキモキしながら

まるで一人テラハ鑑賞のようで面白かったそうだ

(テラハか、、、おじさんなら「ねるとん紅鯨団」を思い出すぞ)

 

f:id:toughy:20200706115234p:plain

 

そんなある日

参加者全員に最後の希望相手を提出してもらった紙に

第一候補として「司会のお兄さん」と書かれた紙があった

それを書いた女の子はその日一番人気の女の子で

5、6人の男から第一候補に指名されていた

すごく可愛い子だったけど

まさか司会者とカップル成立しました~💛ってわけにはいかないので

その子の第二候補の男とカップルを成立させて会は終った

 

参加者を帰して

一人で会場の後片付けをしていると

その女の子が会場に戻ってきた

「あれ、カップル成立したのに、彼と茶でも行かなかったの?」と声をかけると

女の子は「司会のお兄さんって書いたのに、、、」と寂しげな顔を見せた

それにはさすがにハートが揺れた男は

その後、その子とお茶を飲み行ったそうだ、、、

 

ところがところがその翌日

珍しく会社から電話があった

「昨日の参加者から通報が入ってね、キミ、参加した女の子とお茶しに行ったね」

「参加者が目撃したんだよ」と、誰が通報したのか教えてくれなかったが

彼はその子の第二候補の男が苦情の電話を会社に入れたのだろと想像したらしい

 

しかも、分厚いマニュアルにも

「決して参加者と個人的に連絡を取り合ったり、外で会ったりしてはいけない」と書かれていて

さらに、契約書には「マニュアルに反する行為があればペナルティとして10万円をバイト代から差し引く」と書いてある

男はみすみすバイト代から大金10万円を失ってしまった、、、

 

男は『第二候補の男の通報』と思っているようだが、そうだろうか、、、

これって、「スパイ」だよね?

 

会社は実際の「人数」を把握したり「マニュアル」に背くような

信用できない人物かを探るためにスパイを付けて調べている

 

もっとブラックと疑えば

会社は「美人局」的にバイトを誘惑してバイト代からペナルティを取る

それに成功した女は報酬を得るのではないかと、

 

そのお兄ちゃんは純粋そうだから

まったく疑っていない様子だったけど、、、ボクならそう疑うね、、、

 

f:id:toughy:20200706115209j:plain

 

P.S.

ほかにも色々話していたよ

婚活だからね

相手に求める職業なんかも書かせるらしいのだけど

女子の望む一番人気は圧倒的に、、、「公務員」

 

今のこんな時代

女性は安定を求めている傾向にあるようだね、、、