解説
東京、パリ、ニューヨークを舞台に音楽家とジャーナリストの愛の物語を描いた芥川賞作家・平野啓一郎の同名ベストセラー小説を福山雅治、石田ゆり子主演で映画化。パリでの公演を終えた世界的なクラシックギタリストの蒔野聡史は、パリの通信社に勤務するジャーナリストの小峰洋子と出会う。2人は出会った瞬間から惹かれ合い、心を通わせていくが、洋子には婚約者である新藤の存在があった。そのことを知りながらも、自身の思いを抑えきれない蒔野は洋子へ愛を告げる。しかし、40代の2人をとりまくさまざまな現実を前に、蒔野と洋子の思いはすれ違っていく……。蒔野役を福山、洋子役を石田がそれぞれ演じ、伊勢谷友介、桜井ユキ、木南晴夏、風吹ジュン、板谷由夏、古谷一行らが脇を固める。監督は「容疑者Xの献身」「昼顔」の西谷弘。(映画.comより)
引き裂かれる主人公二人も悲しいが、引き裂く女性の心にも胸が苦しい、、、
結局ボクはメロドラマが好きらしい
成瀬のそれと同様に
この映画も人の心を震わせる
上質のメロドラマ
思ったほど評価が高いわけではないが
画も綺麗だし
なにしろクラシックギターの音色の美しさに
速攻サントラをD.L.した
ボクはこの映画が好きだ、、、
ただね
主演の福山も石田も40代そこそこの役というよりも
立派に50代の肌の緩みを隠せない
ま、
それが大人の恋の
リアルさでもあるのかもしれないが、、、
劇中、福山が言う
「人を笑顔にさせるもの、その一番は何と思う?」
それは、温かく美味しい食事
主人公のギターリスト福山は自炊生活も長いので
料理の腕もたつ
そして、心傷ついた女性に食事でもてなそうとする
「二番は何か?」
それは、心地よい音色の音楽
主人公は女性の心を癒すようにギターを手に取り演奏を始める、、、
やっぱいいよ、この映画、、、
3.5☺