神代辰巳っていうと
長回しのイメージがあるけど
それ以外にも、長玉をよく使う人だ、、、
一本の作中に長玉を度々使うのって
ふつう躊躇すると思うけど
そういう遠慮というのがないのが神代のセンスなんだろうね
きっと批判を恐れない人なんだと思う
だって
あんなに長玉、さらにはズーミングも多用する
ふつうは素人っぽくて躊躇するだろうって、、、
小学生の頃
正月に家族旅行で大阪観光に行ったことがある
うちのオヤジと旅行に行くのは
たいへん珍しかったから
大阪というと
この時のオヤジも含めた大阪観光を思い出す
大阪の正月だからね
お笑いを見に行こうとなったわけだが
その当時、東京では知られていなかった間寛平って芸人が
大阪では大変人気があると言うので行ったんだが
SOLD OUT!
その後、全国区的に大活躍する寛平ちゃんには
その時点で会うことは叶わなかった
最近、テレビでは見かけないけど
あいかわらず元気なのかな?
中学のガキの頃笑福亭鶴光はすごい人気があって
「赤い球伝説」ってやつも、ラジオで鶴光から聞いたはず
人には「キリ」というものがある
かならず終わる時がくる、打ち止めだね
人生における性交の回数にもキリがあるということを
それをパチンコ玉にも例えて
バカ話なんだけど
ガキ連中には
なんか奥が深そうにも感じたんだよな、、、
大学の頃
友人と北千住でガンガン飲んで
大ヨッパになって浅草に移動して
そのあとホッピー横丁で何杯呑んだか忘れるほど呑んで
気付けばストリップ小屋の中に辿り着く
独特の空気と臭いの中
後ろの方で異様な光景を興味深げに眺めていたら
踊っていた(というか脱いでいた)おねえちゃん(というかアラ40)が
オレらのことを手招きして
「若いんだからさぁーかぶりつきで見なさいよー」って言って
最前列の観客をどかして
オレとツレを真正面に座らせてくれた
「サービスしてあげるからね」と言って
その踊り子さんは
オレの鼻先15センチのところでチューリップを大全開してくれた、、、
大人になって
そして、つい最近でもあるが
大阪の友人が「まだ、こういう場所があるんだ。こんど連れて行ってやる」と言うが、
いまだに飛田新地には行ったことがない
きっと
2025大阪万博前に整理されてしまうのだろうか
その前に社会勉強のために一度は訪れてみたい(通りかかるだけ)、、、
たびたび登場する、美しくも怖い大阪城、、、
望遠の、長回しが効果的で、いかにも良い意味で70年代ッぽい、、、
これも望遠で、、、
こういう仕込みがない、あえてやっちゃうライブ感も70年代の魅力、、、
これなんかも、そう、、、ここでも長玉で、、、
いきなり、こんなカット挿入しちゃうのも70年代、、、
そして、やはり70年代というと、今までの価値観がガラリと変わった、それはそれまでの華やかで美しいハリウッドに代表されるものとは違う、とくにウーマンリブに代表される、「強い女」の時代、、、女が殴る蹴るを演じるようになるのも、やはり70年代以降、、、
最後はこんな感じで、これも時代を感じる、いい意味で、、、