たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、No 天然妻, No Laugh、、、 

埋もれがちな傑作/ヴェロニカフォスのあこがれ_Die Sehnsucht der Veronika Voss

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見逃していた

ファスビンダーの傑作<ヴェロニカフォスのあこがれ>

 

ファスビンダーの代表作でもあるのに

日本ではあまり語られない、埋もれがちな傑作、、、

 

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物語は

1955年、ミュンヘン。スポーツ記者のロベルト(ヒルマール・ターテ)は、どしゃ降りの雨の夜、茫然と濡れそぼっている女に出会った。若くはないが、妖しい雰囲気と端正な顔立ちが彼を惹きつけた。傘をさしかけ、一緒に電車に乗りこむ。他の乗客の視線に怯え、「私だということがわかるとまずいわ……」と呟く彼女にジャーナリストとしてのロベルトの好奇心が芽生えた。数日後、彼女からの電話を受け、恋人ヘンリエッタ(コーネリア・フロベス)をおいて約束のレストランに向かったロベルト。彼女の名はベロニカ・フォス(ローゼル・ツェッヒ)、映画女優であるという。彼女はロベルトから300マルクを借りると去っていった。同僚のグレーテによれば、ベロニカは戦前は大スターだったが、戦後は鳴かず飛ばずで、住所すら誰も知らないという。ロベルトはベロニカのふりまく謎の匂いに魅せられ、ベロニカを探し始める。古い住所には老夫婦が暮しており、隣りの女医カッツ宅を訪れるが、手掛りは得られなかった。アパートにもどってきたロベルトは、待っていたベロニカと別荘ヘ行く。情事のあとまどろんでいたベロニカが、突然とりつかれたような発作をおこす。主治医のところヘ運んでくれというベロニカを乗せてたどりついたのは、あのカッツ(アンネマリー・デューリンガー)の家だった。過去の名声にみちた華やかな生活と、現在のみすぼらしい生活との狭間を分裂症的にさ迷うベロニカは、薬でしか心の平穏を取りもどせないのだと、カッツは説明する。カッツの言葉と怪しげな黒人GI(G・カウフマン)の存在に、釈然としないものを感じながらも、その場を去るロベルト。やがて彼はベロニカの別荘がカッツの所有になっていることを知った。カッツはベロニカを薬漬けにして財産を奪い、殺そうとしているのだ。この犯罪を暴きベロニカを救うため、ロベルトはヘンリエッタを囮にするが、ヘンリエッタは何者かに殺されてしまう。ロベルトは刑事を同行してカッツの医院を尋ねた。だが、カッツに軽くいなされ、ベロニカ自身の証言もあって事件として扱われなかった。その後、ベロニカは睡眠薬の飲み過ぎで死亡。身も心も疲れ切つたロベルトには、もはや犯罪を暴く気力は残っていなかった。(MovieWalkerより転載)

 

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テンポが速いが、見せるところはキチンと見せ

省略するべきところはバサッと切る

ファスビンダーの語り

優れた監督の手法

 

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アントニオーニは「窓」を意識したショットを多用するが

ここでのファスビンダーも、窓、ガラス越しのショットを意識的に多用

 

人と人とを隔だてる障害と

それでも覗き見える向こう側

 

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ナチス時代に一世を風靡した女優ヴェロニカフォスは

今ではただのエキセントリックな「過去」の女優になっていたが、

本人だけが昔の栄光から離れられないあたりは

サンセット大通り>のグロリアスワンソンと重なる

 

それならば主人公はウィリアムホールデンの役柄でもあるが

この主人公は死んだりはしない

生きて過去とケリをつける

もしくは夢から目を覚ます

 

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照明をあてまくってトバしまくっているハイキーなショットがあれば

一方で陰影をクッキリさせるコントラストのキレキレのショットが連なる

その落差に軽い眩暈を覚えるほどの

全カットが丸で夢のようで酔いしれる

たとえれば<81/2>の部類

 

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ハリウッドは「夢の工場」と呼ばれるが

米国のそれは大金をつぎ込んで作られる「夢」

 

夢を作るのは金ではなく、想像力と芸術的センスだ、、、

 

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映画を語るには外せないファスビンダー

絶対に観ておきたい傑作、、、

 

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