アイアンホース以降
オーロラの彼方、香も高きケンタッキー、三悪人、ブリースト判事のその後で
男の敵、周遊す蒸気船の直前の作品であることから
若きフォードの初期(20年代)の
勢いのある頃の作品であることが分かる<肉弾鬼中隊>
その後ムルナウに師事し更にステップアップを遂げるフォードは
モンスター級の底なしの才能といえる、、、
冒頭のシーン
砂漠を一個中隊が馬に乗って進む、砂漠のプラトゥーンども
そこでいきなり先頭の男が撃たれ馬から落ちる
指揮官を失い
この進軍の目的も目指す場所も失った兵隊たち
さて、中隊は砂漠を彷徨うしかなかった、、、
ツカミはOK!
命からがらオアシスのある廃墟に辿り着いたものの
馬は奪われ、一人また一人と兵隊が撃ち殺されていく
どうやら周囲を囲まれ常に狙われている状況のようだが
砂漠の中の敵を見つけることはできない
はたして中隊は、彼らは生き残れるのか、、、
いわゆる1シチュエーションものともいえる
舞台は砂漠の1か所
そこでのサバイバル
ラストは<七人の侍>
黒澤はありとあらゆるフォード作品から影響を受けている、、、