たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

アカデミー賞の大番狂わせ

 

アカデミー賞

ここんところは

団栗の背比べというか、2強の争いが続いてるね

 

<グリーンブック>も<ムーンライト>も<シェイプオブウォーター>も<スポットライト>も決して抜きん出ておらず、強いライバルがいた

 

それが、<ROMA>であり<ララランド>であり<スリービルボード>であり<レヴェナント_蘇りし者>だった

 

どっちに結果が転んでも不思議ではない互角な争い

 

でもね

ときどき本命ガチガチと思われた作品が破れ

大穴ダークホース的存在だった作品が作品賞をかっさらう

そんな大番狂わせが起こるのもアカデミー賞

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その最たるもの

地上最大の番狂わせが<地上最大のショウ>ではないだろうか

 

ほかに<静かなる男><真昼の決闘>といった映画史に燦然と輝く名作がありながら

その二作品の争いのすき間をスーーーっと抜けてしまったのが

<地上最大のショウ>の受賞だろうね

もしくは強力な政治的な力が働いたのだろうね(プロデューサー誰だっけぇ?WWW)

 

サーカスの模様が延々と映し出される光景はゲップが出るほどだが、

当時これを観たスピ少年は目を輝かせ

この映画をキッカケに映画に芽生えたらしい、、、

 

ほかには

 

恋の手ほどき

熱いトタン屋根の猫、手錠のままの脱獄を出し抜き頂点へ

夜の大捜査線

俺たちに明日はない、卒業、招かれざる客の後塵から頂点へ

 

そして70年代に入ると

「70年代は毎年強力な候補作がひしめき合う接戦」

 

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そして、80年代

 

<普通の人々>

候補作品中5番手(最後尾)からの大逆転

炎のランナー

ノーマークの予想外の位置からの受賞

これといった絶対本命がいないときは英国作品が来る傾向にあるような気がする

米国の英国コンプレックス

ガンジー

E.T.、トッツイ、評決といった評判の候補の中から抜け出した

愛と哀しみの果てに>

カラーパープル、女と男の名誉、下馬評2作品を抑えての受賞

羊たちの沈黙

JFK、バグジーの後塵に拝し決して本命とは言われていなかったが

しかも主要5部門での受賞

恋におちたシェイクスピア

プライベートライアンほか有力作品の5番手から

<クラッシュ>

まったくノーマークから

<ハートロッカー>

ガチガチと思われたアバターを抑えての大番狂わせ

 

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