ドイル in 25時
スパイクリーの<25時>
深夜のニューヨーク、モンゴメリー(モンティ)・ブローガン(エドワード・ノートン)が仲間のコンスタンティン(コースチャ)・ノヴォッツィ(トニー・シラグサ)と供に車を走らせているとモンティが道端で全身に怪我をして瀕死の状態で横たわっていた犬を見つけた。モンティはコースチャに、このまま苦しんで死ぬのを待たせるだけでは可哀想だから殺してやる、銃を貸せと言った。コースチャは、商売相手が待っている、こんなところで時間を潰している暇は無いと急かしたが、瀕死の状態であったはずの犬はしゃがんで手を差し出してきたモンティを警戒して吼え牙を向いた。見ろよこいつ、こんな状態でも生きようと必死だ、とモンティは感心した様子で言った。生きようと必死になっている奴は殺さないとモンティは言い、後ろでぶつぶつ言っているコースチャに協力させて犬を車の中に置いてあった毛布で包んで車のトランクに入れた。
数年(数ヶ月?)後。
早朝、カール・シュルツ公園のベンチであの犬、ドイルを連れてイーストリバーを眺めていると一人の麻薬中毒者がモンティの下に縋りより、ヘロインが切れた、売ってくれと懇願したがモンティはハーレムに行け、と冷たくあしらった。あんな黒人街に行ったら犯されちまう、と泣きつく常連客にモンティは、逮捕され投獄される運命だからもうお前に麻薬を売る事は出来ない言い放ち、公園を後にした。(以上、Wikiより)