たふえいんといなあふ 不思議な魔法の言葉 

No Movie, No Life、、、映画と食べものと、ときどき天然妻、、、

映画のこと/映画感想

映画感想/ウェンディ&ルーシー

二日続けてケリーライカートを鑑賞に劇場へ走った(暑いから走ることないのに、、、そんな気分)、、、今のところ、今年の新作(旧作初公開を含む)鑑賞作品の中で1番といえる<ウェンディ&ルーシー> 車上生活者のウェンディは愛犬のルーシーと共にアラス…

映画感想/リバーオブグラス_RIVER OF GRASS

これを観逃したら今年一番の後悔になると思い、只今シネフィルどもの間でブレーク中の米国インデペンデント映画界の女王、日本では長らく埋もれていたケリーライカートの1994年長編初監督作品<リバーオブグラス>を観に劇場へ走った、、、劇場は半分が女性…

映画感想/SWALLOW/スワロウ

最近のタイトルの特徴で 英語の単語の後に日本語をふるのだが それならいっそのこと更に後ろに意味も付けた加え方が この映画の場合とくにそう思う そうでなければ「ツバメ」と勘違いしてしまうからだ SWALLOW/スワロウ/飲みこむ 「飲みこむ」の他に「鵜呑み…

映画感想/ラーヤと龍の王国_Raya And The Last DRAGON

ディズニーの配信および興行方式に 米国の劇場主たちは激怒していると聞く ディズニーは動画配信「ディズニープラス」に軸足を移し 劇場公開と同日配信を進めているからだ ま、コロナ禍ということもあるが この映画もその方式で劇場&配信同日公開となった、…

映画感想/アメリカンユートピア

大昔の映画<四十二番街>のシーンにおいて はじめてキャメラが真俯瞰からステージを捉えた瞬間に 映画は舞台を超え、その映画は「名作」となった、、、 たいへん評判の<アメリカンユートピア> ほとんどのレビューで好感度が高い これは劇場で観ておくべ…

映画感想/おとなの事情_スマホをのぞいたら

先日オリジナルのイタリア作品<おとなの事情>を鑑賞したので 史上もっとも世界中でリメイクされた本作の 日本版<おとなの事情_スマホをのぞいたら>ものぞいてみた、、、 オリジナル版のラストはさらっとまとめて 「赦し」があった 月食は何もなかったよ…

映画感想/ゴジラVSコング

いやぁ、面白かった <ゴジラVSコング> 日本人と米国人はプロレスが好きだからね こういうのは好きだよね だけどね 荒唐無稽なロジックはいらないんだよ 重力だとか地下の世界だとか そういう能書きは必要ないんだよな 理屈じゃないから こういう怪獣物に難…

映画感想/パームスプリングス

タイムループものといえば、その筋の名作<恋はデジャブ>に代表されるように、主人公だけがタイムループに陥るのがセオリーと思うが、セオリーに反してこの映画では登場人物の三人もが同じ状況となる、これはタイムループの面白さが倍増されているとは言い…

映画感想/すばらしき世界

toughy.hatenablog.com 「復讐するは我にあり」で有名な佐木隆三の 「身分帳」を原案に西川美和が舞台を現代に設定して描いた<すばらしき世界> 人生の半分を刑務所で過ごした前科10犯の元ヤクザが堅気の生活を手に入れようと就活に苦戦する話し、、、 「ギ…

映画感想/燃ゆる女の肖像_Portrait of a Lady on Fire

昨年見逃した映画の一本 <燃ゆる女の肖像>をやっと観ることが出来た たくさんの「綺麗だ」「綺麗だ」の賛辞の声に 当然期待は高まっていたが 大そうな評判に反してボクには響かなかった 正直、褒め過ぎと思う、、、 だからね こういうのは「綺麗」とか「美…

映画感想/続・ボラット_栄光ナル国家だったカザフスタンのアメリカ貢ぎ物計画

AmazonStudioの放った 超下品でモラルは全く無しの モキュメンタリー作品(一部「本物/アポなし」あり?) 前作の<ボラット_栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習>よりも 更におバカで、イカレ具合は今作で最高潮に達したようだが こんな映…

映画感想/サウンドオブメタル~聞こえるということ~

先日発表のあったオスカーでは 作品、主演男優、助演男優、脚本賞といった主要部門を加えて6部門で候補となり 編集賞と音響賞の2部門を受賞した<サウンドオブメタル> 編集賞は脚本賞(脚色賞)と同じように 映画の筋立てを面白く構成する役割を持つ 映画の…

映画感想/はちどり_HOUSE OF HUMMINGBIRD

敬愛すべきブロガーのジーナさんがUPした記事に ボクはたいへん感銘を受けた gena0116.hatenablog.com この「ハチドリのひと雫」の話は 「私は私のできることをやるだけ」という信念の話と共に、 出来ないと思えることでも みんなが皆で力を合わせれば解決…

映画感想/風の電話

岩手県の大槌という町には 実際にこの映画で登場する「風の電話」があるそうだ それを題材に3.11で家族を失い いま広島で叔母と暮らす少女が ヒッチハイクで北へと向かう物語 ロードムービーというと 家から新しい未来へ旅立つものが主だけど、 この映画は家…

映画感想/朝が来る

昔のこと まだ長男が小学校の3、4年生だった頃 ある晩一本の電話が入った 長男の小学校の友だちで 親しくしている子の父親からだった 「うちの子が言うには、K君が(うちの長男)うちの子のポケモンカードを盗ったと言うのです」と、怒り口調だ ボクは言っ…

映画感想/春江水暖(しゅんこうすいだん)

これを逃したら しばらく観ることが出来ないとの危機感を感じて 仕事を抜け出し 最終日最終回の劇場へ飛び込んだ、、、間に合った! グーシャオガン これが長編初監督作品でありながら カンヌ映画祭批評家週間のクロージング作品に選ばれただけのことはある …

映画感想/ミナリ

今月の末に発表となるアカデミー賞では 作品、監督、脚本、主演男優賞の主要部門だけでなく 助演女優賞、作曲賞にもノミネートされている 韓国移民の一家を題材にした<ミナリ>を鑑賞した、、、 カリフォルニアでヒヨコの雄雌選別作業で生計を立てていた韓…

映画感想/ノマドランド(2)

そもそもオスカーって 良い映画だけどオスカーどころか ノミネートすらされなかった映画がごまんとある それどころか アカデミー作品賞を受賞した作品が オールタイムのベストでは必ずしも名を連ねない ボクの生涯100本を選ぶとしても オスカー作品はGF1…

映画感想/ノマドランド(1)

「ホームレスじゃない、ハウスレスよ」 職を失い、夫を失った女性が唯一残ったバンに乗り、職を求めながら場所を転々とする話、、、ノマド、遊牧民の意味、転じて現代の米国の車上生活者たち、、 常に同じ場所に建っている そこからはいつも同じ景色が見える…

映画感想/ペインアンドグローリー

文章の綺麗な 映画鑑賞紳士hisaさんが取り上げていて 昨年見逃していたアルモドバルの<ペインアンドグローリー>を さっそく観てみた、、、 「映画は変わらない、観る方の眼が変わるだけだ」 そうなんだよね 映画はそのまま時代を越えていく ただ観客が人…

映画感想/本気のしるし_劇場版

232分、、、およそ4時間の長編映画、、、もともとテレビドラマとして撮られローカル局で放送され人気をはくしたものを、劇場用として再編集した、、、まったく長さを感じない、一気に鑑賞できる作品、、、 噂には聞いていたが、主人公の女が想像以上のクソ女…

映画感想/窮鼠はチーズの夢を見る

評判が良かったので 予備知識なしで鑑賞した すると「LGBT」ものなんだね 予備知識があれば、もう少し身構えることができたかもしれない、、、 ボクは決してLGBTに関しては否定的でも もちろん差別的でもないが、 具体的なストレートな描写 男同士の絡みを…

映画感想/一度も撃ってません

阪本順治監督、脚本丸山昇一、そして癖の強い連中、本当は原田芳雄がいるはず、、、 丸山といえば、ガキの頃の憧れ、、、面倒臭いほどいちいち面白いことしようとして、他と違うことしようとして、ひねって、洒落て、、、映画志すガキは『そ、そ、そういうの…

映画感想/私というパズル_PIECES OF A WOMAN

NETFLIXはボクが観たいようなラインナップではないので 解約の手続きをしていたが 解約日の直前に エレンバースティンなど出演陣の演技が評判になっている <私というパズル>が配信開始となったので これを最後に観ることにした、、、 自宅出産を選択した…

映画感想/コロンバス

公開時に見逃していた<コロンバス>がDVDになったので、さっそく観てみた、、、小津へのオマージュを感じさせるというが、ローポジのショットや室内のシーンの構図にそれを感じさせる程度、、、色の配置や構図の美しさが随所にあるが、ロケーションに救…

映画感想/37(サーティセブン)セカンズ

脳性麻痺の女性がポルノコミックス雑誌に自分の原稿を持ち込んだところ、編集長から「性交したら、またいらっしゃい」と、経験がない人が妄想で描いてはいけないアドバイスする、、、それから彼女はマッチングアプリで知り合った男たちと次々と会うが発展が…

映画感想/海が青くなるまで泳ぐ

文学者たちへのインタビューを通して近代中国のこの70年の変遷を描いたドキュメンタリー。映画「活きる」の原作者として知られるユェ・ホァら世代の異なる4人の作家たちが自己の体験や中国の社会、文化に対するそれぞれの見解を語る。ベルリン映画祭で上映。…

映画感想/アルプススタンドのはしの方

ボクの高校は ボクが高校三年生のときに野球部が甲子園に出場し 全校生徒全員がバスに乗って甲子園に応援に行った 友人たちが甲子園の土を踏みしめている光景に感動したが 試合は1回戦で敗れた 鋭いシュートが武器のエースに対して 相手チームはホームベー…

映画感想/ラストブラックマンインサンフランシスコ_The Last Blackman In SanFrancisco

TLBMISF アートといっても堅苦しくない ポップアートな感覚をもつクリエイター ときにMVのようにも似ているが センスだけでなくキチンと映画を知っている監督と思う ジョータルボット、、、この名前は覚えておこう きっとジムジャームッシュみたいな系統の監…

映画感想/のぼる小寺さん

閑けさや 岩にしみいる 蝉の声by.松尾芭蕉 セミの声ってうるさいよね それなのに何で最初に「静けさ」と言ってしまうんだろう ガキの頃そんなことを考えたもんだ スポーツしている時にZONEに入るように 集中力が高まって 周囲の騒音、声援、雑音がまった…