<裸の町><街の野獣><男の争い>といった超傑作を生み
映画史に偉大なる足跡を残し
世界中の映画人に影響を与えてきた、、、ジュールズダッシン
あらすじ
美しい女泥棒エリザベスは、イスタンブールのトプカプ宮殿博物館に陳列されているスルターンの短剣(エメラルで装飾されている)の強奪を計画、愛人のベテラン泥棒ウォルターと共に計画を練り、仲間を集める。2人は観光客を装ってギリシャに行き、トルコまで武器を運搬させるため、イギリス人ガイドのアーサー・シンプソンを雇った。そうとは知らぬシンプソンは車を運転して指定された目的地に向かうが、国境の検問所で武器を発見され、テロリストに誤認されてしまう。しかし、当局はシンプソンを逮捕せず、スパイとして働かせることにする。エリザベス一味と合流したシンプソンは、泥棒の片棒を担がされる一方、警察のスパイとしても働く破目に。しかし、シンプソンが少々間抜けな男だったことから、一味の計画は微妙に狂い始める・・・。(Wikiより)
泥棒映画は、やっぱり面白いよね
超一級の娯楽作品
短刀を奪うため男を天井から吊るして降ろすあたりは
まるっきり<ミッションインポッシブル>
アナログだけど、、、
ああいうシーンやパロディを
世間の皆は「ミッションインポッシブルだ」というが
ダッシンが可哀想、考えたのはダッシンです、、、
「オマージュ」と言えば聞こえはいいが(正確にはアイデア拝借だが)
ほとんどの人が<トプカピ>を知らなければ
<トプカピ>やジュールズダッシンへのリスペクトも生まれず
オマージュもへったくれもあったもんじゃない、、、
屋根を移動するシーンがあるが
その全カットが完璧
どのカットも美しく、そしてスリリング、、、
娯楽映画一辺倒派の人は
ぜったいに観るべき一本
狭い階段と光、色彩
手前と奥の構図
ラストのオチ、、、